2017年10月13日金曜日

今日のITエンジニアのあり方

久しぶりの投稿です。

最近、AIの進歩などで、今後なくなる仕事などと、多く取り上げられていますね。

IT業界も、それなりのスキルが無いと、AIに取って変わられるかもしれません。

基本的な構造はIT業界は、建設業界と同じです。(会計も含め)

多重下請け構造や、進行基準など、建設業界は、建築物が目に見えますが、ITのプログラムは、実際に一般には目に触れません。
だからと言って、考え方や、製造物の責任に変わりはなく、ましてや、今は社会インフラはITのプログラムに支えられています。

そんな中で、ふと思ったのが、考え方によっては、ITエンジニアは医療とも似ているのでは無いかと。
もちろん現時点で、患者さんの命を預かっている訳ではありませんが。
(将来は医療用ロボット制御などで、もっと現実的になると思いますが)

私は、個人的には、オールラウンダーなタイプです。
(アプリ開発、インフラ、ネットワーク全てに対応します)
ただし、やはり、特定のアプリケーションに特化した技術者、インフラのスペシャリスト、ネットワークのスペシャリストの方が、経験が多いので、対応が早いと行ったところがあると思っています。

拙著、シニアITエンジニアに送る 50歳になったらインフラを覚えさない Kindle版は
シニアエンジニアのかた向けに、一つの考え方を提示したものです。
(もちろん、生半可な気持ちで、アプリ屋さんがインフラエンジニアにはなれません)

私のようなオールラウンダーは、たとえですが、おそらく町の開業医のお医者さんと行ったところで、幅広く対応します。

一方インフラのスペシャリストは、外科医のような感じで、インフラの設計、構築、障害に対応します。
アプリの専門家は、内科医と行ったところでしょうか。
ネットワークはより面にたった、皮膚科、整形外科、耳鼻咽喉科などと行った領域なのではと思ったりします。

そして、その領域のスペシャリストは、経験を積んでいるほど、対応の仕方が幅広く、早いと思います。
私の知り合いにも、還暦を過ぎた、現役のインフラのスペシャリストがいますが、障害発生時の、目の付け所や対応の速さ、適切さは素晴らしいものがあります。(若干、頭が硬いかなーと行ったところは出て来ますが)、若いエンジニアでは、調べきれねい問題も解決してくれます。
これも、長年の経験の積み重ねと応用力かと思います。

これからの、IT技術者の方がどのような考え方で、どのような方法に向かうのかは、個人の考え方次第ですが、少なくとも、ITエンジニアである以上、AIに使われるより、AIを制御する側に回った方が、間違いは無いですね。。

また、流行りの言語で、開発ツールで開発できるだけと行った方は、しっかり、先をみて自分で技術を習得しないと、この先、淘汰される対象になってしまうかもしれません。

この業界で、働いているのなら、いつまでも一歩先を見ていきたいと、なんとなく思います。

なんでも、いいので、チャレンジしたいですね。